フアン・ボラーンというタイ料理レストラン。フアンとは「家」という言う意味の北タイ方言。ボラーンは古いとかアンティークとかいう意味。その名の通りに北タイ様式の見事な建築の家をそのまま使ったレストラン。この家、かなり大きく美しい家です。家の前のガーデンでも食事できますが、やはりここは古の北タイ様式を堪能できるフアン・ボラーンの屋内で食事をしたいところです。アンティークな家具や調度品も備えられ良い雰囲気ですが、難点は蚊が多いこと。扇風機と蚊取り線香ぐらいでは追い払えません。肝心の料理は、まあチャイダイという感じでしょうが、よくある観光客用のお店に比べればかなりいけてます。エクセレントとまでは言えないけれどよく頑張っているなという感じ。及第点ですね。ナムプリックをオーダーしておけばまず間違いはないでしょう。 アクセスも非常にいいので、チェンマイ初心者を食事に連れて行くときはよく利用しています。 ナイトバザールからも歩いてすぐ。メーピン沿いのペッガム並び。
07年1月現在、かなり変わってしまいました。メニューが以前と変わっていたので、ちょっといやな感じがしたのですが、残念ながら予想的中。味は完全に外国人向け。客層も外国人とタイ人のお上りさんぐらいです。悲しいのはナムプリック・ヌムが甘くなってしまったこと。砂糖でも入っているのかもしれません。辛くないというレベルではなく甘くて気持ち悪くなります。値段も軒並みアップしています。タイ料理が食べられない方にはいいのかもしれませんが、もう行きたいとは思いません。 地元の人たちの間でもいろいろ噂になっていて、厨房のコックが揃ってメーピン沿いの有名レストラン「スンタリー」に移動してしまったらしいと言われています。 さもありなん。
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