タイ南部の美味しい豆。サトー豆(ねじれふさ豆)。美味しいけどかなり臭いです。特に朝のトイレは強烈なニオイになるのでご注意。しかし、臭いけどもの凄く美味しい、南部を代表する食材です。かつてはバンコクではなかなか手に入らずにトンブリーまで買い出しに行ってました。代表的な料理はこの「パット・プリック・クルアン・ゲーン・サトー・サイ・クン」という海老とサトー豆のカレーです。プリプリの海老とサトー豆がプリック・クルアン・ゲーンによく合います。今までで一番美味しいタイ南部料理を出してくれたのがチェンマイの「チャン・ホーム」という南部料理レストラン。バンコクの「クルア・タクシン」というお店も、オーダー時にローカル向けの味付けにしてくれるように言えばそこそこ美味しくなりますが(何も言わないとツーリスト向けの味付けになってしまいます)、ここ「チャン・ホーム」の料理は絶品でした。何をオーダーしても外れることがなく無茶苦茶に美味しかったです。ところが、センターエアポート近くのゴルフ場に移転してから駄目になりました。まったく味が変わってしまい、食べられたものではなくなってしまったのです。以前からのお客はみんな離れてしまい、今はゴルフ場のお客ばかりです。とっても残念。悲しいです。 さて、このサトー豆。カレー料理でも美味しいですが、ナムプリックにつけてそのまま食べても格別です。その際、莢を捨てては勿体ない。この莢も食べられます。ちょっと渋いですが、これも慣れると病みつきになります。生のサトー豆が苦手な人はちょっと焼いてあげると美味しいですよ。生が駄目な人でも香ばしくて甘みが出るので美味しく食べられます。 そう言えば野生のチンパンジーがサトー豆を食べている映像をテレビでやっていました。身体に良いみたいですよ。
最近のコメント