一昔前の市販のサートーは不味くて呑めたものではなかったのですが、タクシン政権時にサートーの醸造が解禁されてから全国で復権し、今ではかなり美味しいものも作られるようになってきました。タクシン政権以前は密造酒としてしか作れなかったことから、美味しい自家製に混じってかなり危なく酷いものも出回っていたのです。ライスワインと呼ばれることから分かるように、タイのもち米から作られるどぶろくです。つまり日本酒ですね。概して甘いものが多いのですが、中にはスッキリと呑み易いものもあります。特に最近はOTOP(タイの一村一品運動)ブランドでいろいろ出ているようで、選択肢も広まってきました。画像のサートーはOTOPのものです。やや甘口ですが、冷やして呑むと呑み易く美味しいです。ボトルはハイネケンもどきで興ざめですが味はなかなかです。値段も格安なのでお勧め。
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