アーユルヴェーダーでよく使われるニームのことをタイ語でサダオと呼びます。インド人が歯ブラシとしてよく使う小枝がこのニームです。インドの田舎にいったときは毎日このニームの枝を口に突っ込んで掃除していましたが、歯磨き粉を使わなくてもとてもさっぱりとします。それもそのはず、ニームは別名医者いらずの木と呼ばれるほどに凄い木なのです。殺菌防虫効果も非常に高いのも特徴です。この木は捨てるところがありません。すべての部分を活用することができ、田舎の医者の居ないところではこの木が医者代わりに人々を癒やしてきたのです。
さて画像はこのニームの柔らかい茎と花の部分です。この花の部分をちょっと甘めの特製ペーストにつけて戴くというわけです。私の大好物のひとつ。美味しいかいって? ちょっと苦いです。いや、かなり苦いかも。初めて食べる人はちょっとこの苦さに抵抗があるかもしれませんが、なれてくると止められなくなります。本当にやめられない。画像をみて想像しただけで涎が溢れてくるぐらい(笑)。タイのハーブの中でもチャオムと並んで大のお気に入りですね。タイではこの木でカテラリーなども作っています。
最近のコメント